東広島市内を見回すとあちらこちらで道路工事が行われています。どのような工事で2024年はどんな動きがあるのか。気になる道路工事をまとめました。(取材班)
1 吉行泉線
酒蔵通り方面を施工
吉行泉線は、JR山陽本線で分断された南北の交通ネットワークを形成するとともに、史跡安芸国分寺や酒蔵地区を回遊する中心市街地にとって重要な路線。現在、道路の拡幅と歩道の整備を実施しており、24年度も引き続き、消防署跡地から西条酒蔵通りに向けて施工する。
2 道照交差点
交差点部の橋などの工事を推進
国道2号と、交差する市道の円滑な交通と安全・安心な道路空間の確保を図るため、国道2号を立体化させる工事。24年度は、現在も進めている交差点部の橋をかける工事を実施していく計画。
3 西条中央巡回線
橋から西側残り280㍍を整備
西条町西条東の賀茂高北側を起点に、西条町寺家のとれたて元気市となりの農家店と隣接する県道吉川西条線まで総延長6.8㌔。これまでに江熊新橋から西側の300㍍の拡幅工事を終え、現在、残り280㍍を整備しており、25年度末の完成を目指す。
4 寺家中央線
JR寺家駅南側に向け施工
西条中央巡回線と連結する県道吉川西条線を起点に、JR寺家駅南側までの総延長約2.4㌔。24年は、西条中央巡回線連結箇所から西側の道路改良工事と設計を進める。
5 御薗宇バイパス
新菅田橋の拡幅工事に着手
御薗宇~田口間の2.1㌔区間で、4車線化に向けた工事を施工中。現在、主に拡幅側(東側)の路側構造物の工事を実施している。24年度は、新菅田橋の拡幅工事に取りかかる予定。
6 丸山楢原線
24年度中に開通
丸山楢原線は、国道375号と乃美尾兼広線を結び、市街化が進展する黒瀬町中心部の安全な交通環境を形成するための骨格となる重要な路線。現在、道路改良工事中で、24年度末の完成を目指す。
※1、3、4、6の写真は東広島市提供
気になる施設
JR西高屋駅
南北自由通路と橋上駅舎 24年度中に供用開始
建設中の西高屋駅北側(2023年12月25日撮影、東広島市提供)
東広島運動公園
フットサルコートが24年秋、第2多目的広場が25年に完成