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新谷正義議員の喜怒哀楽に迫る!第1回テーマ「喜」

  • 2021/07/29

携帯電話料金引き下げで暮らしに寄り添う

 

地元選出の衆議院議員で総務副大臣の新谷正義さんに、

国が進めている政策や、東広島への影響、日ごろの活動などを

「喜怒哀楽」をテーマに伺いました。

(聞き手/FM東広島パーソナリティー・吉岡直子)

 


 

新谷正義議員の笑顔写真

【プロフィル】1975年生まれ。幼少期から青年期まで東広島市で育つ。2001年、帝京大医学部卒。06年、東京大経済学部卒。内科医として東広島の医療機関に勤務後、地域医療に従事。12年、衆院選・比例北関東ブロックから初当選。2018年10月~2019年9月、厚生労働大臣政務官を務める。2020年9月総務副大臣就任。

 


 

―今回のテーマは「喜」ですが、

私たち市民にとってもうれしいことの一つに

携帯電話料金の値下げがあります。

 

新谷 携帯電話料金の値下げの施策は、私が総務副大臣に就く前から総務省が取り組んできたものです。以前は、期間拘束がある契約を解約しようとすると9500円という高額な違約金が必要となっていましたが、1000円を上限とするように改めるなどしてきました。しかし、メインプランの料金が高いままでした。そこで、今回は菅政権の看板施策の一つでもあり、私が総務省の副大臣として責任をもって値下げに取り組みました。

 

 

―性能も上がり携帯電話本体の価格も高くなっているので、

買い替えなども難しいですよね。

 

新谷 そうですね。特に、新型コロナウイルス禍で経済も打撃を受け、日々の家計の中で毎月固定的に、何千円も掛かっている携帯電話料金、これを少しでも下げて国民の皆さんの暮らしに寄り添いたい、そういった思いで取り組みました。

 

 

―新谷さんは総務副大臣として

どのように関わられたのでしょうか。

 

新谷 私が総務副大臣として、施策担当のトップとして取り組んできました。携帯電話料金を国が決めるのではなく、携帯電話事業者の各社が適正な価格の料金プランを考えてもらう必要がありました。そこで、総務省は適正な競争環境を整備するため、アクションプランを作りました。主に動画を見るなどの大容量通信、20~30ギガの料金が他の国に比べて高かったので料金を下げようと取り組みました。

 

 

―他の国に比べてどのくらい高かったのですか。

 

新谷 先進国の中でアメリカに次いで2番目に高い料金でした。格安の携帯プランを活用しているかたもいますがそういった人は全体の1割強とまだまだ少ないのが現状です。

 

 

―どのように携帯電話会社に交渉されたのですか。

 

新谷 実際の消費者を総務省に招いて携帯会社の担当者に直接意見をぶつけるなど、これまであった障壁を一つ一つ丁寧に取り組んでいく地味な作業でもありました。

 

 
―携帯電話料金の値下げの現状は。

 

新谷 各社の協力もありおよそ3000円で20ギガ、5分までの通話は無料のプランになりました。プランの変更もスマートフォンから行えるようになっています。すでに、国全体で1570万人が安いプランに乗り換えていて、5月に年間4300億円の携帯電話料金の値下げの試算を出しています。今では先進国でも携帯電話料金が安い国に分類されています。

 

 

―これからも安いプランに乗り換えていく人も多いでしょうね。

 

新谷 プランや会社を変える際の障壁を取り除くことも必要と考えています。シムロックによって、購入した携帯電話会社でしか契約して使えないというイメージが強いですが、乗り換えや中古携帯の需要なども含め気軽に他社へ乗り換えできるように取り組んでいます。

 

 

―今後の計画は。

 

新谷 総務副大臣として情報通信全体を担当しています。新しい通信規格の5Gの推進。加えて光ファイバー網の整備、山間地には光ファイバーが通っていないところもあるので、菅総理にもお願いして大幅に予算を確保して整備に取り組んでいるところです。オンラインの重要性が増している今、国が出来る最大限の環境整備をすることが重要だと考えています。

 


 

聞いてみました  プライベートの「喜」
―私生活の中での「喜」を教えてください。
新谷 一日の大半が政治活動で成り立っています。私たちが行った施策に対して感謝の言葉を頂いたときには非常にうれしくなります。日々、皆さんとお話をさせていただく一つ一つがエネルギーになっています。
私はもともと医者です。笑うということは健康に良いことです。「笑う門には福来る」という言葉があるように、笑顔を作る、そのことが健康にも良いこと。なるべく笑顔でいることが大切だと思います。
―地元の皆さんとのふれあいは。
新谷 新型コロナウイルスの影響でやむを得ないことですが、今は地域の祭りなどもなく、自然な形で皆さんとふれあう機会が少なくなっています。ですが、リモートでの意見交換会を何度も開催して情報のやり取りするなど手段を駆使していろいろな人の意見を伺っています。
―家族とのふれあいは。
新谷 仕事で外にいることが多いので妻にはいつも苦労を掛けています。私が家にいる時には子どもをお風呂に入れたり、おむつを交換したりしています。家族の笑顔を見ると、疲れが吹っ飛びます。
FM東広島でインタビュー

 


 

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