つくり手と直接話をしながら商品をモニタリングするつかい手
東広島市の農林水産物のさらなるブランディング強化を目指して、市と事業者(つくり手)、市民(つかい手)が連携して取り組んでいる「東広島の食つくり手つかい手プロジェクト」。昨年4月に発足し、「安心・安全な商品」「つくり手の顔が見える」などの10項目を満たす商品を3カ年で100品目選定する。今年度は、生鮮品や加工品など54品目の選定を目指している。
10月25日には、西条栄町の東広島芸術文化ホールくららで試食モニター会が開かれた。アスパラガスやゴボウのお茶、米ぬかのふりかけなど、つくり手14者が33品目を披露。市内外から参加したつかい手37人が、つくり手と交流しながら商品を試食した。つかい手からは「パッケージを変えた方がいい」などの意見や、「量を減らして消費者が望む値段に近づければ」などアイデアが出された。