東広島市八本松飯田の市立川上小で9月29日、「トイレ掃除に学ぶ会」が開かれた。同校6年生93人と保護者、教職員など140人が参加した。PTAの行事で、校内環境美化活動の一環として行われ、今年で4回目。
指導したのは、東広島掃除に学ぶ会(上野和浩代表)。子どもたちは、同会の指導を受けながら、スポンジやたわしで校内のトイレの便器、壁、床を丁寧に磨き上げた。
東広島掃除に学ぶ会は市内の小中学校で清掃活動を行っている。今年度、指導にあたった川上小、平岩小(西条町寺家)、磯松中(八本松町正力)は同校区。上野代表は「小学校は違っても、6年生で『トイレ掃除に学ぶ』という共通の体験をしていると、中学入学時に同じ意識で足並みがそろう。一人一人の意識が変わり、きれいな校区が地域貢献につながるとうれしい」と話していた。
(村岡)