握手をする高垣市長と小川常務(左)
東広島市は9月20日、大創産業(本社・東広島市)と健康なまちづくりに関する連携協定を結んだ。同社が運営するダイソーの商品を使いながら、健康寿命の延伸に取り組んでいく。
市役所であった締結式では、高垣広徳市長と同社の小川金也常務が協定書を交わした。高垣市長は「ダイソーの商品を使った取り組みを《東広島モデル》として発信していきたい」、小川常務は「創業47年目。東広島に育てられた企業として、東広島に恩返しをしたい」とそれぞれ話していた。
市内には、高齢者が週に1回集まって健康づくりに取り組む「通いの場」が144カ所あり、約3000人が利用している。同社の手軽な商品(材料)を使った作品づくりなどを通じて、お年寄りの脳トレーニングに役立ててもらう。
手始めに11月20日、豊栄町の豊栄生涯学習センターで、布のカラーテープを使って、トートバックやバラの花を手作りする。同社は脳トレーニングなどの商品を多く扱っており、市では同社と介護予防につながる商品を共同で開発していくことも検討している。
(日川)