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「食」の教育は体験型へ しいたけ植菌教室開く 志和堀小学校

  • 2021/11/10

 

 東広島市志和町志和堀の市立志和堀小学校(本家幸恵校長)は2月15日、3~5年生の児童44人を対象に、しいたけの植菌作業や栽培の体験教室を体育館で開いた。賀茂地方森林組合や地元の団体が協力。児童たちは「いつも食べているキノコが、このように栽培されていることに驚いた。給食などは残さずに食べないといけない」、渡辺良範教頭は「授業で食育を教えるのではなく、地域の人たちとふれあい、体験しながら学ぶようにしている」と話し、食に対する関心が高まっている。

 「食」の知識と、よい「食」を選ぶ力を習得し、健全な食生活を実践することのできる人間を育てる「食教育」。国は平成17年6月、食育を重要課題とし、国民的な運動として推進していく「食育基本法」を制定。各小学校ではさまざまな取り組みが行われている。(繁澤)

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