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復旧プランの進行状況報告【東広島市】

  • 2022/03/16

 

西日本豪雨から1年が経過し、東広島市は昨年秋にまとめた復旧・復興プランの進行状況をまとめた。
 市管理の公共土木施設では、河川・道路の復旧工事達成率は3月末時点で19%。農地や農業用施設・林道などの復旧工事達成率は3月末時点で1%にとどまった。上下水道の復旧状況は、上水道の本復旧は54%(5月末)で、下水道施設の本復旧は79%(3月末)だった。
 一方、被災者の生活支援・再建では、28件の申し込みがあった被災住宅のうち、17件で応急修理を完了(5月末)。災害廃棄物は5月末時点で3万152㌧を処理、43%の達成率となった。産業基盤の再生では、地元企業の施設・設備復旧に向けての補助金は33件で交付決定(3月末)、達成率は55%に上った。
 7月上旬、記者会見した高垣広徳市長は「市民の暮らしや産業基盤の再生については順調だが、インフラの復旧は遅れている。国県と連携し、3年以内で復旧できるよう全力を尽くしたい」と述べた。
(日川)

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