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「ジャッジで選手を指導」 審判員育成を目指す

  • 2021/11/24

 

 昨年まで野球の独立リーグ四国アイランドリーグで審判を務めた福入康信さん=写真。東広島出身。中学校まで剣道部、高校に入学して野球部に所属。山口大学に進学し小・中学校の教員免許を取得。卒業後は教員の道へ進んだ。

 10年ほど前から広島県高野連の審判をしながら経験を積み、さらに、技術向上を目的に米国の審判学校に2度も留学。2008年に四国・九州アイランドリーグ審判員試験に合格。

 「審判員はジャッジを通じて選手を指導する立場」と福入さん。東広島は県内でも野球が盛んな地域。しかし、審判員は高齢の人が多く人材も育っていないのが現状。

 「今後は人材育成に力を入れていく。若い人に審判の魅力や楽しさ、やりがいを伝えていきたい。将来的には世界に通用する審判が出てくれれば」と力強く話す。(上田夕斗)

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