東広島市西条町寺家、市立寺西小学校の4年生が10月2日、同地域を流れる黒瀬川の生き物を採取し水質を調べる「ふるさと探検!黒瀬川 」を行いました。寺西小では、環境学習の一環として黒瀬川をきれいにしよう と、寺西まちづくり推進協議会と東広島市役所環境対策課の協力で、毎年6月に行っています。今年は天候などの影響で例年より遅い開催となりました。
児童99人は川に入り、それぞれ網を手に虫や魚などを捕まえました。
採取した生き物は種類ごとケースに分別して観察。 きれいな川にすむヒラタカゲロウ や、 ややきれいな川にすむスジエビ、ドンコ、トビケラ など、たくさんの生き物がすんでいることが分かりました。
市の職員から、すんでいる生き物の種類からこの川は『ややきれいな川』 であるとの説明を、児童たちは興味津々に聞き入っていました。
寺西住民自治協議会の清水迫義基さんは「川の水がきれいということは住んでいる所がきれい、ということを、 実際川に入って子供たちに感じ取ってもらいたい 」、同小4年生の加藤映さんは「たくさん生き物がすんでいることが分かってうれしい。 川をもっときれいにするために、自分にできることをやっていきたい 」と話していました。