東広島市安芸津町小松原の県立豊田高校で9月24日、2年生39人の交通安全キャンペーンが行われた。「秋の全国交通安全運動」推進が目的で、今年で9回目。校門前に生徒が作った交通安全案山子(かかし)を設置。「手作りシフォンケーキ」を100個用意し、通行中のドライバーに手渡し、交通事故防止を呼び掛けた=写真。
今年、東広島署管内で発生している交通事故の1日平均件数は約17件で昨年とほぼ同じペース。死亡事故で10人が命を落としている。
東広島交通安全協会安芸津支部の本宮良人支部長は「わずかな時間、限られた人としか接することはできないが大切な出会い」と話していた。
2年生の山口領君は「ぼくたちが呼びかけることで意識してもらえたらうれしいですね」と笑顔。(上田愛)