東広島市は9月24日、環境保護に取り組んでいる市内の団体や企業、大学などでつくる市民グループ「エコネットひがしひろしま」と地球温暖化対策を共同で進める協定を結ぶ調印式を行った=写真。温暖化の一要因といわれている二酸化炭素(CO2)の削減に向け一緒に考え、活動の参加を呼び掛ける。
エコネットひがしひろしまは、広島大学の学生サークルや市民団体の7団体、精米機製造のサタケなど8事業者、市の職員など個人10人で平成22年7月16日に設立。
市民への啓発活動は10月2、3日に同市福富町でのイベント「アクアフェスタ」や、16、17日に同市河内町入野の住宅団地グリューネン入野である「環境・エコ住宅フェア」、11月6、7日に同市西条町で行われる「生涯学習フェスティバル」を計画している。
調印式で蔵田義雄市長は「環境問題は一人ひとりの行動が大切。市民や団体、企業、大学などと連携し取り組んでいきたい」、エコネットひがしひろしまの西濱忠孝会長は「市全域に問題意識を広げ、よりよい環境を次の世代に残していきたい」と話していた。(待田)