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地域のために役立ちたい 健康テーマに児童が企画 15、21日に三永でイベント

  • 2021/12/08

企画内容を発表する児童
地域センター職員や地域住民に企画内容を発表する児童(撮影・山北)

 東広島市西条町下三永の市立三永小学校(林万青也校長)の5年生54人は11月24日、三永地域センター(石川台以相センター長)と合同で12月15日と21日に開催する企画「わくわく三永グリーンウォーキング」の本番に向けて地域住民と意見交換を行った。

 

 同小は同センターと連携をする中で、センター主催の講座に人が集まりにくいという地域の実態を知り、地域のために役に立ちたいと、9月ごろから総合学習などの授業の中で、健康をテーマにした企画の準備に取り組んだ。8グループに分かれ、それぞれのグループがイベントの流れを「はじめの会」「ウオーキング」「健康レクリエーション」「おわりの会」の4つの役割に分けて企画した。

 

 児童らは24日、作成した資料を持って同センターを訪れ、職員や民生委員たち5人に、企画内容を発表。地域住民から出た「歩く速さでウオーキングのチームを決めた方がいい」、「ゲームのルールを詳しく」などの意見を参考に、各グループで手直しをして本番に向けて取り組んでいく。

 

 はじめの会のゲームを考えて発表した三桐碧華さんは「アドバイスをたくさんもらったので頑張れそう」と笑顔で話していた。今後、児童は安全面や高齢者の目線で実行できているかなどを確認する。

 

 水野太就教諭は「友だちや地域の人などに支えてもらいながら、力を合わせて誰かの役に立つ、という経験をしてほしい。子どもと地域とのつながりがより深まれば」と話していた。

 

 同企画は両日とも午前9時~11時。対象者は三永地域の住民。参加無料。要事前予約。

 

 申し込みは、同センター 082(426)0741へ。

 

(山北)

 

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