2018酒まつり実行委員会と東広島市観光協会はこのほど、西日本豪雨の被災者支援に役立ててもらおうと、10月6、7日にあった酒まつりで集まった義援金104万62円を広島県に贈った。
実行委員会では「復興支援の機運をまち全体で盛り上げたい」と、2000円で購入して1000円が義援金になる「復興のぼり」や「復興Tシャツ」を作成。実行委員会メンバーや関連店舗が購入して酒まつりで活用した。メイン会場には募金用のたるを設置し、来場者にたる募金の協力を呼び掛けた。市観光協会は、購入代金の一部が義援金になる映画「恋のしずく」とコラボしたヒノキ製の「復興支援マス」を一般向けに販売した。
県庁で行われた贈呈式には、二宮達雄実行委員長と市観光協会の上向隆専務理事、市観光マスコットキャラクターのん太が参加。二宮委員長が湯崎英彦知事に目録を手渡した。
二宮委員長は「まちの元気は人の元気だと思っているので、酒まつりが開催できて本当に良かった。集まったお金を被災者のために役立ててもらいたい」と話していた。
(茨木)