東広島商工会議所は12月4日、創業・開設20年以上(以後10周年ごと)の企業を顕彰する創業永年継続企業表彰式を、東広島市西条中央の同商工会議所会館で行い、146社を表彰した。23回目。
式には、49社から社長や役員たち約90人が出席。同商議所の木原和由会頭が「絶えず変動する経済情勢の中、長年にわたり地域経済の発展に多大な貢献をされ、心から敬意を表したい」とあいさつし、出席した企業に表彰状を授与した。
創業130年の醤油醸造所「立本醤油」(志和町奥屋)の立本彰代表(63)は「この表彰を1つの節目として、また新たな飛躍をしたいと思っている。いろいろな時代の変遷があったが、先代からの頑張りを継承してきた。これからも先を見据え頑張りたい」と今後の抱負を述べた。
創業100年の呉服屋「元屋」(志和町志和堀)の本光伸昭代表(81)は「私で3代目。創業当時からいろいろな苦労があったと思うが、100年という節目を迎え喜びと誇りでいっぱい」と笑顔で話していた。
(茨木)