国連が制定する「世界難民の日」(6月20日)を前に、JICA中国が6月17日まで、ひろしま国際プラザ(東広島市鏡山)内のレストラン「ラコルト」で「難民の故郷の味フェア」を開いている。
「食」を通して世界の問題を知ってもらおうと、難民の多いパキスタンやシリア、カメルーンなど7つの国と地域の郷土料理を日替わりで紹介している。メニューは、日本人向けの味付けにアレンジ。西アフリカの炊き込みご飯「ジョロフライス」や、スーダンの焼きナスを使ったサラダ「アスウィットサラダ」など、通常のエスニックバイキングのメニューと一緒にランチ・ディナーで1、2品ずつ提供している。
取り組みは、認定NPO法人「難民支援協会(JAR)」(東京)が日本で暮らす難民とともに作ったレシピ本から生まれたプロジェクトの一環。レストラン前には、難民に関するミニ展示やJARの活動を支援する募金箱も設置されている。
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