東広島市河内町の県立河内高校(境垣内隆雄校長、284人)は生徒に薬物の知識を深めてもらおうと、夏休み直前の7月23日、「防犯教室薬物乱用絶対NO!」の講演会を開いた。東広島市暴力監視追放協議会・水本洋一会長と東広島署刑事第二課暴力薬物犯係長・長通節司警部補が現状を話した。この後、生徒と教諭によるロールプレーイングで薬物をもらってしまうという場面を再現し、そういった場合どうしたらいいかを考えた=写真。
長通警部補は薬物犯を逮捕した実体験などを話し「薬物は遠い国の話じゃない。誘われても断る勇気をもってほしい」と声を大にして訴えた。
講演後、2年生の岡峰あゆ生徒会会長(16)が「絶対いけないとあらためて思った。今日の講演を思い出し、回りの友人と気をつけたい」とお礼を述べた。(森)