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グリューネン入野 自然エネルギーの街づくり

  • 2021/12/22

気象観測装置の仕組みを説明する清田教授(右)

 

 広島県住宅供給公社(広島市中区)は7月23日、東広島市河内町中山台の住宅団地「グリューネン入野」に気象観測機器を設置し、記念式典を行った。日射量や風力などを測定し、自然エネルギーを利用した街づくりと家づくりに役立てるのが狙い=写真。

 公社は昨年、県や東広島市、広島工業大、創建ホーム、地元の中山台自治会でつくる「快適環境づくり研究会」を設置。街づくりのコンセプトに「環境・健康・食・街美化」を掲げ、「快適環境づくりプロジェクト」をスタートさせている。

 研究会では広島工大の清田誠良教授(建築環境工学)の指導で風速計と湿度計を高さ約15㎡の柱の上部に設置し、団地内の風の流れや日射の強さなどを測り数値を記録している。
 今秋には県・東広島市と共催で「環境フェア&住宅フェア」を計画している。(待田)

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