恒例の「2010東広島歌謡祭」は7月11日、東広島市西条西本町の東広島市民文化センター・アザレアホールで開かれた=写真。
大会は73歳以上のグランドシニアの部、64歳から72歳のシニアの部、18歳以上の一般の部の3部門に分かれ、総勢108人の出場者がステージの上で自慢の歌声を響かせた。
呉から初めて参加した加藤義光(67)さんは、十八番の一曲「砂漠のバラ」を熱唱し、「適度な緊張感はあって、けっこううまく歌えたと思うんですよ」と満足げな表情だった。
歌謡祭を主催した東広島歌謡連盟の道岡啓三代表は「皆さんの歌唱技術の向上、音楽活動の発展、地域社会への貢献を図りたい」と話していた。大賞は一般の部で「北のアカシア」を披露した川中スミエさん、優勝はグランドシニアの部で「劇場」を歌った上貞晴山さん、シニアの部で「砂漠のバラ」の加藤義光さんだった。 (掛川)