東広島市消防局(横山信明局長)は6月25日、川に転落した女性を救助した建設業の夫妻に感謝状を贈った=写真。
同市高屋町の建設業・小林英雄さん(37)、妻の絵利香さん(36)、父親の一義さん(65)の3人は、5月3日午前10時ごろ、同市志和町椛坂の川に転落した女性を、家屋解体中に発見し引き上げ、救急車到着までの間、気道確保などの救急処置をした。
英雄さんは「川に赤い服が浮いているのを見つけ、最初は人形かと思った。人だと気付き1人では無理だと思い妻と父を呼んで力を合わせた。命を救えてうれしい」と話し、絵利香さんは「絶対助けると思い必死だった。助かったと聞いてほっとした」と笑顔だった。(諏訪)