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(SUN)

絵画や立体造形100点展示 県立西条特別支援学校

  • 2022/01/09

作品に見入る来場者
作品に見入る来場者(撮影・山北)

 東広島市西条町田口の県立西条特別支援学校本校(吉迫基全校長)と八本松分級は、「第13回こころのいずみ作品展」を昨年12月15~20日、同市西条栄町の東広島芸術文化ホールくららで開いた。延べ約400人が来場した。

 

 児童生徒約70人が、「こころのいずみからあふれ出るような」願いや思いを表現した絵画や立体造形、陶芸など約100点の作品を展示。

 

 今回は会場に高さ23cmの「分身ロボットOriHime(おりひめ)」を設置。児童生徒が同校からiPadを操作して、遠隔で同ロボットの腕を動かし来場者と交流した。いろいろな素材を使い、3人で協力して巨大絵本を作った本校小学校部3年生の井上のどかさんは「ブレーメンの音楽隊の絵本を見てどうですか」などと訪れた人たちに問い掛けていた。

 

 同校では、年間を通して授業の中で造形活動に取り組み、子どもたちが好きな素材を使って作品作りに取り組んでいる。作品展は、児童生徒の自己肯定感を高め、社会参加につながるきっかけ作りにしたいと毎年行っている。

 

(山北)

 

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