東広島市高屋町・西原隆雄さん(70)は6月14日、広島赤十字原爆病院を「ホタル観賞慰問」で訪れた。今年で6回目。約350匹のホタルを携えて、入院している人にホタルの幻想的な光のショーを披露した=写真。
「入院中のお子さんやそのお母さんが喜んでくれるのが本当にうれしい。これからも毎年続けていくのが目標。応援してくれる人や感動してくれる人のために頑張りたい」と西原さん。
10年前、自宅に独自で水路を作り自然に近い環境で、ホタルの飼育をしている。シーズンになると西原さんの自宅には、近所の人などがホタルの見学にやってくる。ピーク時は1000匹前後のホタルが舞う。西原さんは慰問のほかに、地元小学校でホタルの講義をボランティアで行っている。(小勝負)