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河内小学校で市民協働 住民パワーでグラウンドの芝生植え付け

  • 2022/01/12

 

 東広島市立河内小学校(木原加代子校長、80人)では、グラウンドの全面に芝生を植える取り組みで、地域をあげて行っている。市が進める「市民協働まちづくり」の一環で、昨年は8月にグラウンドの中心部分600平方mに、今年は5月30日、周辺部分2200平方mに8800株を植え付け、全面芝生化の準備が整った。

 当日、植え付け作業に参加したのは自治組織「you愛sunこうち」のメンバーの地域住民、河内小児童やその保護者、教員ら。午前と午後で延べ150人が集まり、10㎝間隔で穴をあけ、中に肥料と水を入れ、芝生を植え付けた=写真。

「you愛sunこうち」の野田一三会長(68)は「秋にはグラウンドが真っ青になるはず。この時に子ども、先生、地域が一緒にできるイベントを考えてみようと提案している」と完成を楽しみにしている。砂ぼこりが減ったり、日の照り返しが和らいだりするなどのメリットがすでに表れており、全面芝生化への期待は高まる。

 3年生の槌本有希さん(8)は「芝生だらけになったら寝転がって遊んだり、走ってみたりしたい。水まきも手伝いたい」と話していた。(森)

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