消費者被害をなくし、賢い消費生活を送るための消費者力を養ってもらおうと、消費者月間講演会(東広島市生活環境部主催)が5月21日、東広島市中央公民館で行われ、民生委員や地域住民約70人が参加した=写真。
日本消費者協会消費生活コンサルタントの山木香代さんが「守ろうよ、みんなを~なくそう、消費者被害~」と題し講演。訪問販売やテレホンショッピング、マルチ商法などの事例を紹介し、クーリングオフについても具体的に説明。特に高齢者向けの悪質商法について注意を呼び掛けた。
同市西条町御薗宇の女性会から参加した橋詰玲子さん(56)は「この話は地域で真剣に考えないといけない。敬老会などの場でみんなに広げていきたい」と話していた。
講師・山木さんは「はっきり断ることと契約内容を十分確認することを心掛けてほしい」と強調した。
東広島市の相談窓口は次のとおり。東広島市消費生活センター082(421)7189、東広島市生活環境部市民生活課082(420)0924(泉)