竹をテーマにした第22回竹まつりがゴールデンウイークの5月3、4日、竹原市町並み保存地区一帯であった。天候に恵まれ、大勢の人でにぎわう中、今年度選ばれた20代ミスかぐや姫が子どもかぐや姫とともに登場。赤の鮮やかなかぐや姫衣装をまとい、雅楽団の先導で大行列が練り歩いた=写真。
恒例のがん封じ笹酒の振る舞い、グルメコーナー、地元物産販売のほかに、照蓮寺で行われた尺八・三味線のコンサート「宵の竹まつり」、オリジナルソング「きらら竹原」を披露した「心のコンサート」などのイベントが新たに今年から加わり、まつりを盛り上げた。
兵庫県西宮市からきた小西浩之さん(45)は、四国への家族旅行の帰路にまつり情報を聞いて寄った。2人の娘と木琴のようにつなげた竹の上をバチで叩いて音を出す「ミニクランペット」というインドネシアの楽器を作り、「子どもたちも楽しんで、いい催し。にぎやかなのでびっくりした。かぐや姫パレードも、豪華で雰囲気があった」と喜んでいた。(森)