地域の人が健康維持にもっと関心を持って―。東広島市西条町寺家の東広島医療センターは5月15~16日、同市西条町御薗宇のフジグラン東広島店2階で健康フェアを開いた=写真。2日間で子どもからお年寄りまで約300人が訪れた。
無料で血圧・体脂肪・骨密度などの測定があり、医師が健康相談、管理栄養士が栄養相談を行った。
10㎏の重りを抱いて妊婦の体の重さを経験する体験コーナー、赤ちゃん人形を抱え実際の重さを体感するコーナーも設けられた。「この重さを生まれるまで体に付けているとは考えられない。女性は子どもを生むとやはり強くなる意味が分かりますよ」と体験者の声。
同センター副看護部長の三浦妙子さんは「悪くなったとき病院にいって治療してもらうというのではなく、健康についての意識をもっと強く持ってほしいですね。健康を自己管理するきっかけになれば…」と話していた。(西谷)