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情報共有で暴走族撲滅へ 東広島市暴走族等追放運動推進会議

  • 2022/01/19

 

 今年4月1日に「東広島市暴走族等追放の推進に関する条例」を施行した東広島市は5月12日、東広島市暴走族等追放運動推進会議を設置。委員は東広島署、小・中・高校長会、民生委員、交通安全協会、PTA連合など関連23団体で、構成人数は延べ1万8000人となる。横断幕やのぼりを作りアピールしたり、パレードやパトロールなどを強化したりして暴走族のいないまちづくりを目指す。
 初会合には22人が出席。会長を青少年育成東広島市民会議の山内吉治会長、副会長を東広島市暴走族対策実行委員会の坂本一彦会長とすることを決めた=写真。山内会長は「情報の共有化で撲滅へ」と呼び掛けた。
 条例には、暴走行為の防止、暴走車の使用者に燃料を販売しないなどの努力項目を盛り込んでいる。罰則規定はない。「暴走させない環境をつくることが目的。各団体の活動を側面的に支援していく」と事務局の市危機管理課。
 市内では4つの暴走族が活動。補導件数は平成20年に197件、21年は141件と減少。しかし、今年3月末までに昨年より14人多い48人を補導。学識別では、約半数を中高生が占めており、低年齢化の傾向。(橋本)

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