第26回東広島の史跡・文化財を見て歩く会「西条下見の文化財と広島大学を訪ねて」(東広島郷土史研究会主催)は4月29日に行われ、市内外から約300人が参加した=写真。
今回のコースは、東広島市西条町の三ツ城古墳から鏡山公園、広島大学、明顕寺、旧石井家住宅、下見八幡神社の6カ所を回り、三ツ城古墳に戻る約11?。各ポイントで関所が設けられ、参加者たちは通行手形にスタンプを押してもらった。
広島大学では3、4年生の広大キャンパスガイドが説明を行い、東広島ウエストライオンズクラブの会員が関所を担当。手作りの門をくぐった後、かつらと羽織はかま姿の会員がスタンプを押印し、参加者たちを笑顔で迎えた。
東広島郷土史研究会の石井康隆会長は「身近に住んでいる場所の歴史に興味を持ち、今日一日を楽しんでもらえればうれしい」、市内から友人7人と参加した橘宣子さん(65)は「もう10数回参加している。歴史を知れば知るほど楽しく再発見もできる。元気でいる限り歩き続けたい」と話していた。(中村)