東広島市八本松町内の各地区チーム対戦の今年度「八本松ソフトボールリーグ」(芝清会長)が4月18日に開幕。8チームの20~60代後半の選手が入り混じって、9月下旬まで熱戦を繰り広げる=写真。
同町原の広島学園グラウンドであった開会式では、昨年優勝した中国精螺・CSKが優勝旗を返還。リーグは昭和54年、ソフトボールを通じて地域間のコミュニケーションを図ろうと発足し、今年で31年目。現在、宗吉、吉川、大山、八南、日興苑、下組東、上組、CSKの8チームが所属。地区単位で行うソフトボールリーグ戦は珍しく、東広島市で唯一。11月には町内のスポーツ少年団対象の大会を開催している。
プレーを楽しむだけでなく、選手が各地域のリーダーとして成長し、地元の夏祭りや体育大会の世話、指導などで活躍。町の活性化にも一役買っている。
副会長で宗吉の現役ピッチャー・天野健さん(68)は「人数が足りないために好きなソフトボールができない状況になることは、人生観を失うことになる。若手の指導に励んでいきたい」と汗をぬぐっていた。(橋本)