竹原市の町並み保存地区と酒造会社の3蔵を観光ガイドと歩く3回目の「JRふれあいウオーク」が4月3日に行われた。約4㎞のコースで所要時間は約3時間。3つの酒蔵で違った味の酒が楽しめ、町並みの魅力も満喫できると好評。今年は12名が参加。
午前9時30分にJR竹原駅を出発した参加者はまず竹鶴酒造を訪れ、酒の作り方、種類、特徴などの説明を聞いた後、6種類の日本酒を試飲。安芸の小京都と呼ばれる町並み保存地区では、たけはら観光ガイド会の案内でゆっくり散策。藤井酒造の酒蔵交流館でも試飲後、最終目的地の中尾醸造へ到着した。毎年この時季に蔵開きが行われており、普段は見ることのできない蔵の中まで足を運び醸造設備を見学。
安芸郡府中町から参加した土屋伸二さん(48)は「酒が好きなので竹原に一度きてみたかった。酒の歴史や作り手の思いが聞けてよかった」と満足そうに話していた。(森)