休耕田を活用して安心安全な農産物作りをしようと、東広島市河内町の入野地区社会福祉協議会農協福祉部会(平川積会長)は3月27日、農業塾「春まき野菜栽培研修会」を開いた。
同塾には地元ボランティア・広島・東広島・尾道市民らが参加。JA専門員の指導で、かぼちゃ、なすなどの野菜の種蒔きや馬鈴薯の植え付けをした=写真。
平川積会長は「休耕田を都会の人といっしょに耕すことで福祉事業の一環になればと思い頑張っています。今後も農業塾にどんどん加入してもらい、ものづくりの楽しさを学んでほしいです」と語った。
作業の後、塾で作った米・野菜を使った炊き込みご飯がふるまわれ、広島市から参加した渡邊信夫さんは「自分たちが作った作物をいただくのも楽しみのひとつ。定年後の趣味を兼ねて参加しましたが、年々じょうずになっていくのが実感できます」と笑顔。 (諏訪)