広島大学総合博物館は２月２７日、東広島市鏡山の広島大学キャンパス内で第１６回フィールドナビ「広島大学西条キャンパスの野鳥」の観察会を行った。野鳥の観察会は昨年に続いて２回目。子どもから年配者まで地域住民６８人が参加した。
東広島の野鳥と自然に親しむ会の新名俊夫会長から観察の際のポイントをレクチャーを受け、その後同会のナビゲーターと一緒に大人と子どもの７つのグループに分かれ散策を行った。
キャンパス内のぶどう池では同会が用意したフィールドスコープで生息している野鳥の観察を行い、参加者はナビゲーターに質問しながら楽しく観察していた＝（写真）。
フィールドナビは同博物館が、自然を学ぶのに博物館だけでは物足りないと考え、大学内の自然豊かなキャンパスを使って地域の人に自然に触れてもらうことを目的として、同博物館が完成した３年前から年に数回不定期で開催している。 （上田夕斗）
