東広島市鏡山3のひろしま国際プラザは2月20日、国際理解講座「ねぇ聞いて!ワタシのお国自慢」を開き、外国人研修員の3組が工夫をこらして母国を紹介した。
講座は年4回行われていて、今回は韓国、マレーシア、カンボジアの代表が発表。韓国で日本語の教師をしている5人がクイズ形式で問題を出し、女子スケートのキム・ヨナが俳優のペ・ヨンジュンと結婚したら名前はペ・ヨナになるかなど、正解を説明しながら国の風習・文化を述べた=写真。
6週間の研修を終えて帰国する発表者のパク・ユジンさんは「準備で時間が取れず苦労したが楽しんでもらえたと思う。会場の雰囲気づくりがむずかしかった」と話していた。
講座には外国人研修員をはじめ高校の教師、大学のボランティア活動のメンバーなど約50人が参加。広島大学のボランティア活性化を目指す学生団体「V-pro」の高上由起子さん(法学部2年)は「初めて参加したが、外国の人と触れ合えるのがよかった」と積極的に交流していた。(泉)