意見交換会でコーディネーターを務める蔵田市長(写真中央)
東広島市のものづくり企業の活性化を図ろうと、蔵田義雄市長と市内に本社や事業所のある企業8社の経営者、商議所の岡田章会頭が1月27日、同市内のホテルで会合を開き、意見交換した。
市の産業施策に企業関係者の生の声を取り入れようと市が初めて企画。業界の動向や各企業の取り組み、経営上の課題など各社が説明した。
東広島商議所の川北英孝専務理事は「広島大学など地元大学の卒業生で市内に就職する割合は3~4%」と説明。各企業とも優秀な人材確保が最大の課題と訴えた。
蔵田市長は「産学官の連携を強めて、地元企業の活性化のサポートをしていく」と話し、岡田会頭は「コーディネート力とワンストップサービスなど魅力ある商議所を目指す」と話した。(待田)