パソコンを使用してプログラミング作業行っている生徒達
近畿大学付属東広島中学校の1年生142人が11月28日、東広島市高屋うめの辺の同大学工学部で特別講義を受けた。連携教育の一環。
ブロック「レゴ」で作ったロボットを動かす講義では、グループに分かれロボットを動かすためのプログラムをパソコンに入力。動く仕組みを学んだ。実際にロボットが動くと生徒らから驚きの声が上がった。
生徒は普段触れない機材を前にし、聞き慣れない言葉を一生懸命メモを取っていた。同中と同大学は年に数回、関連教育を行っており、中学1年生は昨年に続き2回目。
同中の福田茂教諭は「大学の講義を体験することで職業観を養い、進路の指針として自分の将来を考えるきっかけにしてもらいたい」と話していた。(上田夕斗)