「自助」「共助」の力を高めることを目的とした東広島市防災活動セミナーが2月15日、東広島市西条西本町の市民文化センターで行われた。住民自治協議会や自主防災部会のメンバーなど約180人が参加。
東広島市社協は、西日本豪雨災害発生後に立ち上げた災害ボランティアセンターの取り組みについて報告。高屋町宮領地区の民生委員児童委員を務める木村一彦さんは、西日本豪雨災害発生後の宮領地区の復旧活動や、地域での絆づくりの重要性などを発表した。市や高齢者施設での被災状況や災害支援などについても報告があった。最後にNPO法人さくらネットの石井布紀子代表理事が、支え合いができる地域づくりの重要性について話した。
同社協・総務課総務係の景山利徳主事は「被災後、地域でたくさんの協力をいただき、とても感謝している。今後も地域の方と一緒に防災活動について学んでいきたい」と話していた。
(石田)