「ふるさと」を合唱する志和堀小児童
児童数の減少により今年3月末で閉校となった東広島市の志和堀小(丸井寿美校長)と河内西小(高橋修校長)で、3月下旬、それぞれ閉校式があった。両校とも児童たちの他、多くの卒業生や地域住民たちが出席。志和堀小は145年の歴史に、河内西小は26年の歴史にそれぞれ幕を下ろした。
23日に行われた志和堀小の閉校式では、丸井校長が「自ら学ぶことを校訓に、人と人の心が通い合う温かい学校だった」と振り返りながら、「志和堀小で学んだことを誇りに大きく羽ばたいていってほしい」と最後の志和堀小児童となった40人の子どもたちにはなむけの言葉を送った。丸井校長が津森毅教育長に校旗を返納した後、児童全員で、嵐の「ふるさと」を合唱した。
志和堀小は、1873年、照心舎として創立。地域のシンボルとしても親しまれ卒業生は2135人に上る。4月からは西志和小に統合される。
(日川、石田)