東広島市消防局はこのほど、民家火災の早期鎮火と人命救助に貢献した香川晃一郎さん(49)、國近聖さん(40)宮本博征さん(75)、和田浩平さん(46)に感謝状を贈呈しました。
民家火災は6月4日11時18分頃、同市高屋町で発生。民家から煙が出ているのを近くで下水道工事をしていた香川さんと國近さんが発見。水道ホースを使い消火活動をしました。連絡を受けた和田さんが119番通報し、消火活動に加わりました。
煙を見て駆け付けた宮本さんは、2階にいた女子中学生に火災を知らせ避難誘導して救助しました。
和田さんは「窓ガラスを破り、ホースで水をかけ消火した」、宮本さんは「ガスの元栓を閉め、三角コーンで戸をたたき、叫んで火災を知らせ救助した」と緊迫した中での初期消火や救助の様子を話していました。石丸泰三局長は「早期発見と的確な救助で被害を最小限に抑えることができた」と感謝を述べました。
市消防局は、音声通話による119通報が難しい人のために「NET119番緊急通報システム」を10月1日より運用開始しています。
スマートフォンや携帯電話を利用して、自宅だけではなく外出先からも通報や自分の位置を消防に伝えることができます。利用するには事前登録が必要です。
(山北)