東広島市は9月25日、市役所で「第1回(仮称)八本松スマートインターチェンジ(IC)準備会」を開いた。8月に国交省が新たなスマートICの候補として、八本松スマートICを選定したことを受け、設置に向けて効率的に準備を進めていくために開いた=写真。今後も準備会を開催し、1〜2年かけて調査、検討していく。
準備会には、高垣広徳東広島市長、植田雅俊広島国道事務所長の他、関係機関の担当者21人が参加。冒頭で高垣市長は、「本市の発展を考える上で、新たな交通の要所として非常に重大な役割を担う施設。事業化に向けての課題にしっかりと取り組んでいきたい」とあいさつ。植田広島国道事務所長は「準備段階調査で公益的な整備効果を積極的に調査したい」と話していた。
八本松スマートICは山陽自動車道の志和IC—西条IC(約11km)間の中間地点にあたる八本松正力地区に建設が検討されている。同ICの設置で、志和ICまでの周辺アクセスの交通渋滞の緩和や、高速道路へのアクセス時間の短縮、八本松地区に点在する企業の生産性向上などの効果が見込まれている。
(山名)