東広島市高屋町白市、市立高屋東小の全児童212人が学校近くにある国の重要文化財の「旧木原家住宅」で9月14〜18日、第15回チャイルドアート展を開いた。
絵から飛び出した手が鎌と稲を持ち、地域での体験「稲刈り」を表現した5年生の作品や、水墨画でふるさと高屋東の心に残る景観などを描き、短歌で思いをつづった6年生の作品など、学年ごとにテーマを決め、ふるさとへの思いを込めた作品で会場を彩った。
6年生の遠地友弥君は「旧木原家住宅に飾られることを、毎年楽しみにしていた。高屋東小の伝統として、これからも続けてほしい」とほほ笑み、6年生の高野咲衣さんは「作品を通して、白市の歴史や、高屋東小の児童の温かさを伝えられたら」と目を輝かせた。
高屋東小では、毎年、総合的な学習の一環(ふるさと学習)として、同展に取り組んでいる。
(石田)