100円ショップの「ザ・ダイソー」を全国に展開する東広島市西条吉行の大創産業がこのほど、平成30年7月豪雨災害の復旧・復興支援金として5000万円を市に寄付した。
同社の小川金也常務取締役が8月24日、市役所を訪れ、高垣広徳市長に目録を手渡した。小川常務は「創業の地である東広島に恩返しがしたいという、創業者の矢野博丈会長の強い思いがあった。(寄付金は)被災された方々が1日も早く元の生活に戻れるように、また、社会インフラの早期復興にそれぞれ役立ててもらいたい」と話していた。
同社はこれまでに、被害の大きかった広島県と愛媛県、倉敷市に合計1億8000万円の支援金を寄付。
市によると、個人や企業などの団体から東広島市に寄せられた寄付金は8月24日現在、カウントできるものだけで1099件、約1億6000万円に上る、という。
(茨木)