東広島市消防局は8月20日、建物火災から住民を救助した有田敏子さんと上田浩さんに感謝状を贈呈した。
火事は、6月19日午前7時15分ごろ、同市黒瀬切田が丘の住宅で発生。有田さんと上田さんは下黒瀬小児童の登校時に見守り活動をしている最中、黒煙が上がっているのを発見し、現場へ急行した。
煙の上がっている建物の中から「助けて」という声が聞こえたため、有田さんが119番通報し、上田さんは窓から住民を家の外へと引っ張り出して救出した。
古川晃消防局長は「早期発見と2人の迅速な救助活動のおかげで人命が助かった。その勇気と行動力に敬意を表したい」と話していた。
(村岡)