子どもたちに料理の楽しさや素晴らしさをプロから学んでもらおうと、このほど、東広島市立高美が丘小学校で西洋料理シェフの出前講座が行われた。広島県教育委員会の主催で、ひろしま給食100万食プロジェクトの一環。
当日は6年生の94人が参加。講師に元広島全日空ホテル総理長の永田欣邦さんを招き、グループに分かれ指示に従ってハンバーグを作った=写真。佐藤美咲さん(11)は「家でお母さんと作るときは一気に全部混ぜるけど、今日は一つずつ手順がありドキドキした。おいしかったです」と、いつもと違った雰囲気を楽しめたという。
ハンバーグを堪能した後は、「料理は水が大事」など食育に関する話や質問タイムがあった。「子どもたちが素直でよく話を聞いてくれるので、やりがいがありました」と永田さん。食育として今後、味覚のことなどわかりやすく教えていくことが課題だと振り返った。 (堀江)