「なっ、なんじゃあー、山の中にサンゴが生えとる」と思ったのは、キノコの仲間のハナホウキタケ(花箒茸)です。
サンゴ状に多数枝分かれした姿を、ホウキの穂に見立てて名前が付きました。
鹿の角が絡み合っているようにも見えます。
色は黄色、紅色、ピンクと様々な個体が見られますが、見つけたのは少し日数が経って色あせて10㌢ほどの大きさでした。
似た種類のものが多く、今後はっきりした種に分類される可能性があります。
有毒種です。
東広島市河内町中河内にて
撮影日:7月23日
撮影者:井川良成