東広島市立向陽中の2年生142人は、6月18日から5日間、市内51カ所の事業所で、職場体験学習を行った。
正司陽大君、水本昌宏君、菅近琢真君は西条下見の中国電力東広島営業所で、円垣内颯さん、水成夏未さんは西条下見のプレスネットで、それぞれ体験学習をした。
中国電力では、保守倉庫内で、絶縁素材の手袋や上着などを試着したり、工具を使って、電線を切ったりする体験をした。高所作業車に乗り、約15㍍の高さも体感した。その様子を、円垣内さんと水成さんが取材をした。
高所作業車を体験した水本君は「あんな高い場所で、細かい作業をするなんて」と驚き、正司君は「頼りになる存在」と、電力会社の方に感謝した。水成さんと円垣内さんは「取材は楽しかったが、詳しい感想を引き出すことが難しかった」と話していた。
東広島市は毎年、市内の中学2年生を対象に「東広島市わくわく・ワーク・体験ウィーク(職場体験学習)」を行っている。
(石田)