東広島市観光協会は、市観光マスコットキャラクター「のん太」を子どもたちに知ってほしい、と夏休みに利用できる「のん太のスタンプカード」を作った。
昨年の「ゆるキャラグランプリ」で順位が前年度よりも下がったことから、のん太の認知度を高めるため、日付入りの同カードを作成。使い方は自由で、市内全ての小学校、幼稚園、保育所に計1万8000枚を寄贈した。
7月18日に、市立三ツ城小で行われた贈呈式では、全校児童の前で、のん太が代表児童に直接、スタンプカードを手渡した。
同小では、夏休みのお手伝いカードに利用する。児童会長の盛谷智輝君は「カードを使って、家族や地域の人たちのためにお手伝いをしていきたい」と話し、副会長の菅原陽実さんは「のん太君がくれたカードだから、みんな、意欲的に楽しんでお手伝いができる」と笑顔で話していた。
カードは、4月に行われた「のん太のチャリティーゴルフコンペ」で集まった寄付金で作成された。
(石田)