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【薬膳薬局】逆流性食道炎の治療はお早めに

  • 2021/02/27

※写真はイメージ

 

 胃は少しの不都合で逆流しやすいデリケートな器官です。冷える、熱を受ける、食べ過ぎる、などで不調を起こします。

 

 冬は冷えや、暴飲暴食から不調が起きがちです。逆流性食道炎は、様々な原因から起きます。適切な対応薬を選び、早期治療を目指してください。

 

胃寒(いかん)

 胃の冷えが原因で、食欲不振、つばが多い、上腹部のつかえ、疲れやすい、頭痛などの症状があります。内臓を温める人参湯(にんじんとう)が適しています。

 

胃熱(いねつ)

 食欲旺盛、口臭、口渇、口が苦いなどの症状で刺激物の摂りすぎ、ストレス過多などで起きます。胃を冷やす白虎湯(びゃっことう)が適しています。

 

痰飲(たんいん)
食滞(しょくたい)

 食べ過ぎや、飲みすぎで胃が衰え胃もたれ、腐敗匂のある口臭などの症状です。消化促進薬が配合された保和丸(ほわがん)が適しています。

 

気滞(きたい)

 ストレス性の胃不快で上腹部の膨満感、胸苦しい、腹痛の症状です。気の流れを改善する旋覆花代赭石湯(せんぷくかたいしゃせきとう)が適しています。


 

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