舞を奉納する神主
東広島市福富町下竹仁の宮崎神社で4月8日、春花祭が開かれた。ことしで3回目。参加者は150人。春花祭は神社の奉納行事で、公募で申し込んだ5組が神楽殿で日本舞踊や、麓流空手、パン・フルート、雅楽、巫女舞を演舞・演奏し、奉納した。祭を主催した井口貞春さん(31)は、「来年も演奏者を募集し、神楽殿での演奏を楽しんでもらいたい。地域活性化の一助になればうれしい」と話していた。
宮崎神社は「結びサカキ」と呼ばれる縁結びの榊が2本つがいで生えており、観光客に親しまれている。ことしは桜の開花が遅くなり、井口さんが「トトロの祈祷」という祈祷動画をSNS上に載せたところ、今回の春花祭には、県外からの訪問者もあったという。
(奈須)