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亀齢5号蔵が最優秀受賞

  • 2021/09/21

表彰を受ける西垣さん

 

 第66回西条清酒品評会が3月24日、東広島市西条町御薗宇のグランラセーレ東広島で行われ、亀齢酒造5号蔵の新酒が最優秀を受賞。最優秀杜氏となった同蔵の西垣昌弘さんは3度目の受賞。
 西条酒造協会に所属する6社11蔵から20点の新酒が出品され、香味の調和と味の良さを審査員8人が審査。西垣さんの酒は調和がとれた味と香り、口当たりのよさなどが評価された。
 ことしは気候の影響で、例年に比べ原料米が製造過程で溶けにくかった。「米が硬く、水の吸い込みが悪かった。こうじの付け方を変えるなどして対応。蔵人みんなで一生懸命に取り組んだことが結果につながった」と西垣さん。審査委員長を務めた広島国税局課税第二部鑑定官室の小山淳鑑定官室長は「米が溶けにくい上、11月に断続的に寒波が到来し、もろみの発酵管理に気を使う年だった。その中で、新酒らしい華やかな香りと味を備えたものが多く、接戦だった」と総括した。
(小林)

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