大学生活を報告する蘇振軍さん
東広島市国際化推進協議会は3月24日、東広島市役所で、奨学金を授与した留学生から大学生活について報告を受けた。
同会は東広島市の国際化を進めるために1987年に設立された団体で、市内の29団体・個人で構成。同市の国際化推進活動の一貫として、東広島市内の大学に通う私費留学生3人に月額2万円の奨学金を1年間にわたって支給していた。
28年度は、中国出身の蘇振軍(32)さんと楊佳韵(24)、ベトナム出身のファン・ティ・トゥ・ハーさん(25)の3人が奨学金を受けた。いずれも広島大学大学院に在籍している留学生。
蘇さんは「ずっとアルバイトをしながらの私費留学生。この1年奨学金があってありがたかった」と話した。
(柴田)