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「お米のことを学んで」 食協 志和精米工場に中学生招く

  • 2022/07/29
工場内の設備を見学する志和中生徒(撮影・山北)
工場内の設備を見学する志和中生徒(撮影・山北)

 米や食品、燃料の総合卸業の食協(本社・広島市南区、武信和也社長)は7月12日、4月に完成した「新・志和精米工場」(東広島市志和町)に、市立志和中学校(同市志和町志和西、脇坂治海校長)の2年生28人を招待した。

 生徒らは、担当者から玄米から出荷までの工程を、3D映像を見ながら説明を受けた後、グループに分かれて同工場内に入り、精米機などの最新鋭の設備を見学した。その後、炊飯している釜の中の様子を半釜(釜の中が観察できるようにカットされた釜)で観察したり、令和3年産食味ランキングで特Aを取得した東広島産の「恋の予感」や全国各地の米の銘柄、10品種を食べ比べしたりした。

 土井長翼さんは「消費者に、安心・安全な米を届けていることがよく分かった」、島田木乃萌さんは、「お米が私たちのところに届くまでに、たくさんの人が関わり、多くの工程があることを学んだ。これからは、ご飯をしっかり味わって食べたい」とそれぞれ話していた。武信社長は「地元の小・中学生に日本の主食であるお米について学んでもらい、お米の大切さを伝えたい」と話していた。

 同社は、6月には、市立志和小の4~6年生を、7月11、13日には、同中の1・3年生もそれぞれ招待した。

(山北)

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